Shoggi生活
日常生活、音楽について、気が向いたときに綴っております。
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キリストの受難
今日は聖金曜日
キリストが十字架にかけられて殺されたしまった日。
キリスト教徒の多い街は祝日でお休みです。
この辺もみんなが喪に服して静まり返っています。
カーニバルの時に散々飲み食いをして
受難の時期は断食をする方々も多くいます。
このミケランジェロのピエタ像は私の大好きな彫刻で
この像の彼が鬱状態のまま試行錯誤を重ねて創り上げた
小さな像なんですが
この像の前に立つと、なぜか涙が出るのです。
この像の試作品(未完成品)は、この何十倍もの大きさですが
この像から湧き出ている何らかのエネルギーには及びません。
そしてなぜか高校の修学旅行の時見た
弥勒菩薩を思い出すのです。
同じような思いが隠されているような気がしてなりません。
この仏像も小さくて柔らかい光を放っていました。
キリストは自らをユダヤの王であり、神の子であると言ったがために
十字架にかけられたわけですが
三日後には復活しますので、ご心配なく。
とは言っても、、、、
ゲッセマネのオリーブ園を通り抜けてゴルゴダに行くと
キリストが復活して出てきたと言われる扉が今でもあるのですが
なんと!
壁を一枚挟んで隣にお住まいのイスラム教徒の方々
その扉、コンクリートで固めちゃったんですよね。σ(^_^;)
そしてまた壁一枚挟んだ向こうはユダヤ教。
ムエチンに嘆きの壁、キリストの鐘と賑わい深いことこの上なし。
10分と静かな時間がありません。
エルサレムはすごいところです。
キリストがコンクリートの扉を抜けて復活できることを祈りつつ
やっぱり最後は宮沢賢治かなぁ、と思うのでした。
世界全体が幸福にならないうちは
個人の幸福はありえない
最後にこちら、全ての宗教の和解を願って!
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