Shoggi生活
日常生活、音楽について、気が向いたときに綴っております。
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小林マジック?!
F.Schubert: Heidnröslein, Die Forelle, Der
Tod und das Mädchen, Der Lindenbaum, Litanei, An die Musik
K.Yamada: I came here before, wating in vain, Manchurian stove
K.Hirai: Narayama, H.Kobayashi: a deciduous pine
Vo.me, Pf. Mai Yamaguchi
本日、花巻市妙円寺にて
シューベルトの歌曲:野ばら、ます、死と乙女、菩提樹、万霊節の連祷、楽に寄す
山田耕作:この道、待ちぼうけ、ペチカ
平井康三郎:平城山、小林秀雄:からまつ
歌:私、ピアノ:山口麻衣
昨日松本から戻ってきたばかりで、今日はとっても疲れていたので
演奏会もどうなることかと思いましたが
松本合宿のおかげか、小林先生のおかげか
基礎テクニックがいつの間にかしっかり身についていて
そこに今までのみんなの熱い思いもまだ残っていたようで
ここ最近にないとてもいい演奏が出来ました!
しかも、今までの強い緊張感も
ちょうどいい感じに解けていてとても楽に演奏できました。
小さい演奏会でしたが
会場は満席!
解説を交えながら演奏しましたが
自分で解説をしたおかげで
どんな曲かも理解することが出来、
伴奏をしてくださった麻衣さんも
私のテンポにす~っとすぐに寄り添ってくださったので
余計なことを何も考えることなく
そこにあった音楽だけを素直に再現することが
出来たような気がします。
お客様たちもみんな親切に熱心に聴いてくださり
会場はとてもやわらかいいい雰囲気に包まれました。
これもここ1週間ずっと小林先生が
楽譜を超える音楽をしなさいと常におっしゃっていたのを
何度も耳にしていたからかもしれません。
私の音楽も今やっと
息をしはじめたところなんだなと実感出来た演奏会でした。
音楽続けていて良かったな。
小林道夫の音楽の凄さ
今日はまじめな話。
いろんなところに出て行って、
いろんなところで歌わせてもらって
いろんな団体に混じって、
いろいろけなされて、
いろいろ褒めら
いろいろやり返して、
いろいろ試して、
また小林先生のとこ
こんなすごい人が日本にいるのに、
なんでわたしゃあわざわざ外
役に立つことからくっだらないことまで勉強し
音楽なんちゃ分かってないのに、えばってる指揮者のなんと多いこ
最終的に音楽とは人柄とお互いをどれだけ信じられるかなんだよな
それを忘れて、ああでもないこうでもないと、
音をいじくりまわし
そんな人たちにたまにはついていこうとして
これだけの人材が集まっているんですから、
みんなで合わせる必要
一人一人がそれぞれの音楽をすればいいんで
たまにはぐちゃぐちゃになってもいいんです。
そのほうが面白
と言われて、うわぁ~先生うちらのこと信じきってるわ。。。
と、
先生は音楽を知って
人間と言うものの習性をよくご存知なのかもし
そしてその人間が作り出した音楽を後から生まれた人間を
再生しようとしているのかもしれない。
フルトヴェングラーはこう言っていたそうです。
「音楽は学校でもないし、技倆でもない、
ましてや知識であるはずもなく、楽器の熟練でもない!
音楽への到達はその人の生きることへの真摯さでしかあり得ない。」
ルドルフ・ゼルキンはこう言っていたそうです。
「私には正直言ってモーツァルトとショパンに違いがあるとは思えないのです。
真に感動的である演奏以外のものすべては、
音楽として欠如あるとしか言いようがないのです。」
なんてことを考えていたら、
昔はどう演奏されていたのかとか、
ト
音程が幅広いとか、リズム
声が柔らかすぎるとか、硬すぎるとか、
音色が
隣の声が気に入らないとか、心を
そんなのはもうどうでもよく
もっと別の次元のなにかが動き出すような、気がしました
それはもしかしたら、自分でも分析しきれない、
自分の中にある
自分を信じるだけじゃ、エゴになり、
相手を信じるだけじゃ、依存的になる。
そ こには双方を信じて受け入れる力と受け取れるだけのキャパシティが存在し、
それを実現出来る、先輩方や後輩たちあるいは仲間がいて、
最終的には愛のみが存在する。
この全てが揃った時に音楽が何十倍にもなって溢れ出すんではないかと思うんです。
こんな人たちと音楽ができる私はきっと幸せなんだと思います。
次 に私が出さなければならない音色、タイミング、音量が必然的に分かってくる。
そんな音を受け取りやすく投げてくださる仲間たちは本当に素晴らしい!
音楽と はすなわちハーモニー、和、ということで、
誰かがそこから一人でもはみ出した瞬間に
脆くも崩れ去ってしまう恐ろしいものでもあるような気がします。
今なんでか、涙が止まらない。
ダダイズム発祥の地
今日はチューリヒのダダイズム発祥の地へ。
ダダイズムが分からない方々のために。
ダダイズム(仏: Dadaïsme)とは、1910年代半ばに起こった
芸術思想・芸術運動のことである。
ダダイズム、あるいは単にダダとも呼ばれる。
第一次世界大戦に対する抵抗やそれによってもたらされた虚無を根底に持っており、
既成の秩序や常識に対する、否定、攻撃、破壊といった思想を大きな特徴とする。
ダダイスムに属する芸術家たちをダダイストとよぶ。
そして驚くべきはこちら!
「ダダ」という名称は1916年にトリスタン・ツァラが命名したため
(辞典から適当に見つけた単語だったとも言われる)、
この命名をダダの始まりとすることもある(ダダ宣言)。
ツァラなどによってチューリッヒで行われた、
特にチューリッヒ・ダダと言われる運動は、
キャバレー・ヴォルテール(Spiegelgasse 1番地に往時の様子を偲ぶことができる)
を活動拠点として参加者を選ばない煽動運動的要素も孕んでいた。
1918年にチューリッヒでツァラにより第2宣言がなされる。
(以上Wikipediaより)
とまぁ、ダダと言うネーミングは辞書から適当に見つけられた単語!
だったんですねぇ。。。
ほんと、なんと適当な!

店内はバーになっていて
バーの奥では今日も催しものがなされていました。
今でも芸術や政治関係の会合があるようです。
ちなみに無料でどなたでも参加できるそうです。
そこで私たちはとりあえず一本ワインを頼みました。
友人が選んでくれたワイン
すごくコクがあって、甘みもあって飲みやすくおいしいワインなのですが
それに加えて、名前がいい!
CANTOですからね~
歌っちゃいますね!
そしてこの建物の向かいには
昔ペスタロッチが住んでいたという
実はすごい通りなんですよ。
ペスタロッチをご存じない方に。
ヨハン・ハインリッヒ・ペスタロッチ
(Johann Heinrich Pestalozzi, 1746年1月12日 - 1827年2月17日)
はスイスの教育実践家。
一部の研究者は、「ペスタロッチー」と表記。
フランス革命後の混乱の中で、スイスの片田舎で孤児や貧民の子などの教育に従事した。
イタリア、キアヴェンナにルーツを持つ新教徒の子としてチューリヒで生まれた。
活躍の舞台として、ノイホーフ、シュタンツ、イフェルドン、ブルクドルフが有名である。
活躍の場所は、スイス各地にまたがる。
(これまたWikipediaより)
と今日は、ダダイズムとペスタロッチについて勉強し
酔いもちょうど回ってきたところで
〆の鴨ラーメン!!食べに行きました。
ここのラーメンはいつ食べに来てもおいしいんです!
細麺でスープはあっさり、おなかに優しい味がします。
その上香辛調味料が6種類くらいあって
自分の好みで味が自由に変えられます。
こちらのレストランZhong Hua 。
ちなみに、いつもはえび餃子のラーメンを
えび餃子の数を半分に減らしてもらい
その代わりに野菜たっぷりにしてもらって食べています。
そんなワガママ注文もOKです!
P.S.ダダイズム発祥の地のトイレはすごいっ!